味覚障害 亜鉛欠乏
7/9浅草は、「ほおずき市」が開かれ賑わいます。最近浴衣ブームですから、浴衣がけの女性達にも多数お出かけいただけるでしょう。
なんだ、住吉の奴、また「浅草の夏の風情」の話しか。それは、7/7に読んだぞ。
と、見せかけて、今日は違う話しです。以下かなり大事な話しです。
ほおずきには、ゼンゼン関係ありませんが、7/1の、読売新聞に「食ショック2010-身体の警告」という記事が載っていました。その内容は、チョッと衝撃的でした。
そこには、「添加物 舌の味覚鈍る」「亜鉛欠乏が影響、濃い味に慣れ・・・」と題して、味覚障害について書いてありました。なんでも、味覚障害で病院を訪れる人は、1990年の14万人から、2003年の24万人に増えているのだそうです。
原因の一つは、亜鉛の欠乏だそうです。亜鉛は、舌にある「味細胞」の再生に必要なミネラルですが、「フィチン酸」「ポリリン酸塩」などの食品添加物は、その亜鉛を体外に排出する作用があるというのです。
記事には、コックなのに、自分の料理の味がわからなくなってしまった、気の毒な患者さんの話しが載っていました。忙しく働く中で、コンビニ弁当ばかりを食べていたのだそうです。
もう、一つの原因は、食事の食べ方そのものです。テレビや漫画を見ながら食事をするお子さんが増えているそうです。それでは、味わうことの意味が薄れ、食事が空腹を満たすだけの行為になってしまいます。それで、味覚が訓練されないのです。
自分の家にいると、テレビやゲームが気になって仕方ないようなら、たまには、何かの記念日などには、「ちんや」の個室を予約して、ご家族揃ってお出かけいただいてはどうでしょう。食事に集中しやすいと思います。
テレビは置いてありませんので・・・
あ、そうそう、「ほおづき市」は、7/10までです。
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。
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