浅草Kageチャンネル

私のFacebookページを見たことのある方は、カバー写真に私自身のカリカチュアが使われているのをご存じかと思います。

そのカリカチュアを書いてくれた会社「カリカチュアジャパン」の代表取締役兼代表アーティストkageさんは、なかなかの有名人です。

最初は格闘家を志して渡米→格闘技の道を挫折し目標を見失っていた時、カリカチュアと運命的な出会いをする→カリカチュアの世界大会で勝ちまくり→帰国して「カリカチュアジャパン」を起業→その際一号店を浅草に開設→立派な会社に成長させました。

Newsweek誌が選ぶ『世界が尊敬する日本人100』にも選出。その人生がかなり面白いので、TV番組『激レアさんを連れてきた。』に登場したこともありました。

で、そのkageさんは浅草を愛する人でもあります。

地元浅草にある名店と、そこに生きる人たちの魅力を伝えるチャンネル

「浅草Kageチャンネル」

をやっておられます。

今回のウチの件が伝わると、真っ先にやって来て、出て欲しいとおっしゃいます。

「まもなく休業なので」と謝して辞退しましたが、それでも是非に、ウチの会社もコロナでは本当に苦労したので、なおさら是非にと言って下さったので、ずうずうしくも採り上げていただくことにしました。誠にありがとうございます。

こちらで、今晩20時にUPされますので、よろしかったら、ご視聴下さいませ。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.155本目の投稿でした。

受け口

8月15日をもちまして、「ちんや」の店をいったん閉め、休業することを昨日の弊ブログで公表しました。

激励の声を多数いただき、誠に恐縮です。

「駆け込み予約」は勿論大変ありがたく存じますが、受け口が多数あると混乱の素なので、ここにコメントではなく、店の代表電話(03-3841-0010)一箇所に統一をさせて下さいませ。勝手を申してスミマセン。

とり急ぎ用件のみ。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.142本目の投稿でした。

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らいもん

予約の電話を聞いていると、

「らいもん」に12時に集合しますから、12:05にはお店に行けます!

と言われたりします。

あえて「かみなりもん」ですよ!とは申しませんが。

その方は「雷門」を「らいもん」だと思っているのですが、そういう人は少なくないんです。体感では、一カ月に一人くらい、いるかなあ。

では「らいもん」でOKなのかと言うとそうでもなく、「らいもん」と言えば、やはりラーメン鉢の縁に描かれている紋様=「雷紋」のことですから、「雷門」のことは「かみなりもん」でお願いしたいです。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.128本目の投稿でした。

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42回

寄席の休業問題で話題になった「浅草演芸ホール」の松倉会長が月刊「浅草」に、

「浅草六区芸能伝」を連載していて、最近「月刊浅草WEB」でも読めるようになりました。

松倉会長には拙著『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』にも出ていただきましたが、連載42回は「演芸ホール」のバックヤード・ツアーの第二弾でした。

楽屋の話しの部分で驚いたのは、かつてここには貧乏芸人が寝泊まりしていたという件。ビートたけしさんも修行時代にそうしていたと。

劇場には布団も風呂もある。

食べ物は、売れっ子芸人への差し入れをまわしてもらうか、近所の店でおごってもらう。

外出時に着るものに困れば衣装を着てしまう。そうすれば生きて行くことも可能だったそうな。すごいです。

昭和の劇場は芸を観る・見せるだけでなく、芸人が育つ場でもあったという話しです。

松倉会長は1935年生まれなので、今年で86歳になられたはず。

休業問題ではご子息の社長にメデイア対応を任せておられるようでしたが、

ワクチンは打てたんでしょうか。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.125本目の投稿でした。

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小満

本日は「小満(しょうまん)」です。二十四節気の八番目で、「立夏」の次ですね。

二十四節気には、祝日になっている「春分」「秋分」や、

メジャーなものとして「立春」「立夏」「立秋」「立冬」「夏至」「冬至」「大寒」「大暑」があります。「ちんや」でも「大寒」の日の卵を「大寒卵」として売っていますが、それに比べて「小満」は地味です。ウチのパソコンも「しょうまん」と入れても変換しません。

でも、浅草に住んでいますと、この季節にはリアリティーがあります。

二十四節気の中で三社祭に一番近いからです。

三社祭の開催日は、5月18日に一番近い週末でして、「小満」は5月20日から22日の間ですので、同じ時期です。

祭の日は当然外の陽気が気になりますから、この時期の温度や湿度、日の傾き加減などにはリアルな記憶があるのです。今年は残念ながら中止ですが、陽気だけは体感しておきたいと思います。

ついでに申しますと、もう一つのマイナーな節季に「霜降」があります。

「しもふり」と読みたいところですが、「そうこう」でして、10月22日ごろです。

その時季に、温暖化、都市化した東京に霜が降りることはないので、リアリティーがまったくないですね。それでマイナーなのだと思います。

10月に、霜が降るのは地面ではなく肉の方ということで、「霜降」もご記憶いただければと思います。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.101本目の投稿でした。

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中止

明後日に予定されていました、「三社祭」の神輿の巡行は、残念ながら中止になりました。お知らせ致します。

昨年は5月開催予定を10月にいったん延期した上、トラックにて神輿を巡行。

本年はトラックを台車に代えて、人力移動を予定しておりましたが、それも残念ながら中止となりました。

「11日まで」だった緊急事態の延期が7日に決まりましたので、それに合わせて急遽の決定でしたが、止むを得ないことです。

コロナ退散を祈るばかりです。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.094本目の投稿でした。

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路上飲食

「食べ歩き」

という言葉の意味が変わってしまっていて、戸惑っています。

GWに観光地に繰り出した人達に、テレビがインタビューしていましたが、

食べ歩きをしに浅草に来ました♡

と言っている人が多くいました。

が、

それは、路上飲食の意味ですから、「食べ歩き」ではなく、「歩き食い」ですよね。

獅子文六には『私の食べ歩き』という本がありますが、路上で飲食する話しではないですよね。

池波正太郎には『散歩のとき何か食べたくなって』という本がありますが、池波は散歩のとき何か食べたくなっても路上で飲食はしませんよね。店に入ります。

いまはコロナの最中ですが屋外なら飲食しても良いだろうと歩き食いをする人達を多くみかけます。

鎌倉市は歩き食い禁止条例を作って必死に止めさせようとしていますが、抵抗虚しい感じです。私も歩き食い批判は、そろそろ諦めようかという気分になりつつあります。

せめて文豪たちが書いてきた「食べ歩き」と、コロナ禍の「歩き食い」は区別しようよ!というのが、今の願いです。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.090本目の投稿でした。

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四定席

寄席の強行営業で話題になった「浅草演芸ホール」さんは、結局5月から休業に入ったようですが、1年前と比べると、今回は強行営業を支持する意見が増えたように思います。

オリンピックの方が危険なのに、なぜ寄席を弾圧するのか?!という意見の方が多いようです。

その「浅草演芸ホール」の松倉会長が月刊「浅草」に、

「浅草六区芸能伝」を連載していて、最近「月刊浅草WEB」でも読めるようになりました。

松倉会長には拙著『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』にも出ていただきましたが、連載41回は「演芸ホール」のバックヤード・ツアーでした。

ツアー先は例えば、「廻り舞台」の地下。

「演芸ホール」の「廻り舞台」は、あえて手動式になっていて人間が廻します。

「演芸ホール」が「フランス座」だったころ、舞台を廻すのは進行係の仕事の一つで、進行係は文芸部員が兼ねてしました。フランス座の文芸部員だった井上ひさしさんが廻したこともあったそうです。歴史ですねえ。

ちなみにですが、ストリップショーとお笑いを上演していた「フランス座」が、寄席の「浅草演芸ホール」に転換したのは、1964年のことでした。

その歴史は、1857年創業の「鈴本」(上野)、1897年創業の「末廣亭」(新宿)より浅いので、東京寄席組合所属の四定席を列記する場合は、

東京寄席組合(鈴本演芸場・新宿末廣亭・浅草演芸ホール・池袋演芸場)

と書きます。雑学まで。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.082本目の投稿でした。

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寄席

緊急事態中の寄席営業について東京寄席組合(鈴本演芸場・新宿末廣亭・浅草演芸ホール・池袋演芸場)は、

「寄席は社会生活の維持に必要なもの」と判断し、4月25日以降の公演についても予定通り「有観客開催」を続けています。

世間では「浅草の大英断」と報じられていましたが、正確には東京四席亭が落語協会や落語芸術協会とも協議した結果と聞いております。

で、世間の反応ですが、「浅草演芸ホール」でリアルタイム検索をしたみたところでは、

ポジティブ40%

ネガティブ60%

という結果でした(25日15時時点)

要請破りを熱烈に支持する人が多いですが、過半数には届いていないようです。

それでも1年前とは大違いです、1年前は「自粛警察」が跋扈し、営業している店や施設を攻撃していましたが、今回演芸ホールさんを批判する人に当時の勢いはありません。

寄席に負担を強いる一方で、社会生活の維持に必要とは到底思えない聖火リレーが続いていて、これではダブルスタンダードそのものですから、自粛派も大声を上げにくいものと思われます。

弊店は大人しく酒抜き営業を続けながら推移を観て行きたいと思います。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.077本目の投稿でした。

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配信

隅田川で早慶レガッタが開催されました。

昨年は中止、今年は無観客開催でした。

「無観客」と言っても、隅田川の両岸は隅田公園です。公園で生活している人もいるので、封鎖するわけにも行かないだろうな、一体どうするのだろう、と思って見に行きましたら、例年通りにやっていました。ただし応援合戦は無し。

レースの模様はネット配信されていました。

レガッタは約4㎞に渡ってレースをしますから、観客にとっては元々良く見えない競技です。配信の方が見易いです。ドローンを駆使して、ド迫力の映像でした。

ネットで配信して、将来それに課金すれば活動資金にもなりますし、これはもしかして悪くない形なのかもしれません。

なお結果は義塾が接戦を制して2016年以来の勝利(対校エイト)。おめでとうございました。ワセダの皆さんも良いレースをありがとうございました。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.069本目の投稿でした。

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