組織
最近起きている連続強盗事件ですが、日本の犯罪史上に残る事件ではないでしょうか。
私が衝撃を受けたのは、
犯罪組織が緩いこと
もはや「組織」と言い難いほど緩くて、実行犯は「使い捨て」であること
伝統的な犯罪組織の真逆ですよね。
伝統的な犯罪組織が新人をリクルートする場合は、
恵まれない境遇の若者に声をかけ、
食べさせてやり、
住む場所を与えてやり、
仕事を与えてやり、
生きる場所を与えてやる
というのが王道だったと思います。任侠映画では必ずそうです。
そういう関係性で組織が出来ていましたから、実行犯が使い捨てにされるなんてことは考えられません。
普通のビジネスもネットを使うことでどんどん変化していますが、犯罪のあり方がこうまで変わるとは・・・
「隔世の感」とは、このことですね。
本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.717日目の投稿でした。