参拝ガイド

本日は年に一度のお参りの日です。
社員たちと共に浅草神社(「三社さま」)に参拝します。
奉納の品として、肉をお納めし、その一部を下げ与えていただいて、社内で食べる予定です。
最近は、神社への参拝ガイド本などが売れているようですが、弊社では以下のようにしておりますので、ご参考に。
<参拝の気持ち>
御利益祈願ではなく、感謝。
<参拝のマナー、手順>
屋外にいる時から参拝です。携帯電話は切って下さい。
鳥居の前で一列になる。五十音順。
鳥居で、いったん止まり一礼して境内に入る
参道の中央を歩かない。端を歩く。
水で手を清める。両手を清める。(飲まない)
「失礼します」と言って社務所に入る。
(代表者が)玉串奉奠。その間、心の中で自分の氏名と日頃の御礼を述べる。
(代表者が)進み出て→下がったら→全員揃って「二礼二拍手一礼」。
<終わり>

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赤ワイン向き

最近はネットで酒の飲み方が教えてもらえるようで、便利な時代になったと思います。先日もシャンパンと料理の合わせ方が紹介されていました。
「牛肉に卵を絡めるすき焼きは、本来赤ワイン向きです。シャンパンと合わせるならば力強い銘柄が適しています。」
味のことは好みもありますから、一概に他人の説を否定したくはないですが、すき焼きの場合、卵は卵でも生卵ですので、「本来赤ワイン向き」と思わない人もいると思います。例えば私が、そうです。
生卵には、魚卵もそうですが、糖質の在る酒、例えば日本酒が合うと思います。シャンパンは、二次発酵させるために糖質添加を行っていることがありますから、その場合赤ワインよりむしろ生卵に合うような気がします。
どうしても、生卵に赤ワインを合わせたい場合の私の工夫は2月11日の弊ブログでご紹介しました。ワインを選ぶというより、卵を改造してしまう作戦です。
皆さんは、どう思われますか?
是非実験してみて下さい。

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迷惑ですか?

最近知人が浅草に来て、街を歩いていて、
〇〇商店街は食べ歩きが禁止なんですよね?
と聞かれて、私は大いに驚きました。
ここで「食べ歩き」と言っているのは、何軒かの飲食店をハシゴするという、従来からの意味の「食べ歩き」のことではなく、路上で食品を食べること、つまり「歩き食い」のことを言っています。私は「歩き食い」なんてことは特に禁止されなくても、そもそもしないものだと信じていたので、浅草のごく一部の商店街だけで禁止されている(逆に言えば、その他の商店街ではフリー)と聞いて、ショックを受けました。
それに、だいたい、商店街が観光客の行為を独自に「禁止」とかできるのか・・・
そんなことを考えていたら、この問題を3月1日の朝日新聞が採り上げました。題して、
「食べながら観光、迷惑ですか?」
記事の中では浅草の「伝法院通り商店会振興組合」「浅草壱福小路」が禁止していると書かれていました。
へえ、そうだったんですか(笑)
さらに記事によりますれば、鎌倉市では「歩き食い」~正確に言えば「狭隘な場所または混雑した場所で、歩行しながら飲食を行う等他者の衣類を汚損するおそれのある行為」を「迷惑行為」と認定して、規制する条例が審議されているとか。
どうも鎌倉市は以前から観光公害やオーバーツーリズムに抗う姿勢が顕著で、きっと、それは鎌倉が観光地でも高級住宅地でもあるからだろうと思います。私は結構なことだと思います。
が、この条例に実効性はあるでしょうか。
今はSNSの時代ですから、事情を良く知らない観光客は、自分が歩き食いしている様子をどんどんネットに上げてしまいます。それを視た人がすぐマネするでしょう。
10年前なら、ここまでSNSが普及していなかったですから、商店街としては、テレビで歩き食いしているタレントをみつけたら、その局に苦情を入れれば良かったのですが、今は相手が全世界の人ですから、条例が効くとも思えません。
しかし、実際問題、路上に食べカスが散乱すれが、害獣・害虫の餌になって不衛生ですし、近隣の「歩き食い」以外のお店にとっては、あぶらぎった手で商品を触られてしまうので、物損が生じます。
結果、商店街の中で不和が生じてしまい、商店街は街の基本ですから、由々しき事態であることは間違いないのです。
「歩き食い食品」を提供する事業者が、ゴミ処理や清掃のコストを、きちんと負担するよう義務づけない限り、不和の種はなくならないと思います。
利害関係者と法律家が入って、有効な対策がとれないのか議論する時期に、もう来ていると思います。

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HAGISO

平成20年にスタートした「台東区芸術文化支援制度」の10周年を記念して、これまでの活動を振り返るアーカイブ展が開催されています。
会期中には、関係者によるトークイベントもありまして、3月1日夜の部には、私も出演させていただきました。
私は区の「アートアドバイザー」として制度発足の前からお手伝いさせていただいておりますので、10周年ということで感慨深いものがあります。
自治体の補助金制度というと、在住者の地縁で助成先が選ばれてしまいがちですが、この制度では、むしろ、台東区に新鮮な企画を持ち込んで欲しい!という発想で、他の「アートアドバイザー」の皆さんと共に、斬新な企画を選んできたつもりす。
それが10年。制度発足から現在に至るまで、どんな企画を助成してきたか、一覧できる冊子も出来て、また、このような展示会も開催できて、大変嬉しく思います。
また、こうした制度が10年間、ほぼ同じポリシーで運営されてきたこと自体もまれなことと思います。
そして、もう1点。今回の展示会とイベントが谷中の「HAGISO」で開催されたことも嬉しいことでした。
「HAGISO」は元々「萩荘」。芸大生が借りて住む、かなり老朽化したアパートでした。その古民家を再生して、カフェを併設したアートスペースにしたのが「HAGISO」です。
「台東区芸術文化支援制度」では、地元民が見逃してしまいがちな、区内の面白いスポットを、才能あふれる方に発見してもらい→できれば活用してもらうことを目標にしてきましたが、その実例の一つが「HAGISO」です。
それで、今回の展示会とイベントを「HAGISO」で開催できたことが意義深かったというわけです。当初浅草文化観光センターの一室を借りるという案もありましたが、その案には恐縮ながら反対させていただきました。
トークイベントには「HAGISO」を再生・運営している、建築家の宮崎晃吉さんにも出演していただき、有意義なものになったと思います。
建築家に成りたての頃は壮大な建築物を志向していた宮崎さんが、このような極小なスペースに従事するようになったキッカケは2011年の大震災で、この支援制度が運営された、この10年を象徴する物語でもあると思います。
トークイベントは1日の部が最後ですが、展示だけは本日3日までしています。
皆様、お出かけを。

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酒の買い方

なんだか最近、世間の皆さんの、酒の買い方がヘンだなあ・・・と思うことはありませんか?
私は思います。
世間の皆さんが、自分の飲みたいタイプの酒よりも、酒蔵さんのストーリー性を買っているように見えるのです。
買い手には、酒蔵さんの経営再建物語とかは本来あんまり関係ない話しです。革新的な経営手法も、本来あんまり関係ない話しで、自分の飲みたいタイプの酒を買って飲めば良いと思います。
しかし、どうも、最近は酒蔵さんのインサイドストーリーがやたらと流布されていて、買い手は、それを読んで、共感した蔵の酒を買います。
ストーリーを読んで共感してしまっていますから、思わず予算を張り込んで、高い酒を買ってしまいがちです。たいていは一番精米歩合の高い大吟醸酒を。
ここで考えていただきたいのですが、貴女が本当にお好きなのは、大吟醸酒ですか?
精米歩合が低くて、苦渋酸が感じられるようなお酒が本当はお好きなら、無理して大吟醸酒を買うことはないと思うんです。特に、味の濃い料理に合わせる場合、大吟醸を買うことは残念な結果につながりかねませんよ。
銘柄よりも・ストーリーよりも、どういうタイプのお酒かが大事です。
自分の飲みたいタイプの酒を買って飲めば良いと私は思います。

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ちょい食べGO!残り一月

昨年10月から、肉の食べくらべキャンペーンを開催しています。タイトルは、
「めざせ13冠 ちょい食べGO!」
実施期間は3月31日までですので、これからご参加になる方はお急ぎ下さい。
このキャンペーンは何かと申しますと、
「ちんや亭」の肉メニューを召し上がった方にスタンプカードをお渡しし、1種類食べるたびにスタンプを1個押して行くキャンペーンです。
7種類、10種類、13種類を召し上がった時点で、それぞれ称号と特典がもらえます。
《7冠(7種完食)》称号=牛聖、特典=ちんやお食事券2,000円
《10冠(10種完食)》称号=牛王、特典=ちんやお食事券3,000円
《13冠(13種完食)》称号=永世牛王、特典=ちんやお食事券5,000円または肉1㎏
*ちょい食べサイズはもちろん、 レギュラーサイズを召し上がった場合でもOKです。
*「食べくらべ」が主眼ですので、同一料理を再度召し上がった場合は、スタンプの追加はありません。
<このキャンペーンを通じて、住吉史彦が皆様にお伝えしたいことは>
「ちょい食べ」は楽しく、そして世の中の為(フードロス削減)にもなる、ということです。
既に10数人の方が7冠以上を達成していて嬉しく思います。さらにご賛同いただける皆様のご来店をお待ちしております。

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最高齢芸者

現役最高齢の芸者・ゆう子さんが亡くなりました。96歳でした。
ゆう子姐さんは浅草花柳界の宝でした。悲しいことです。
姐さんは大正12年生まれ。13歳で浅草の芸者置屋に奉公に上がり、16歳で芸者デビュー。
やがて置屋の看板も譲り受けましたが、置屋のおかあさんという感じよりは、現役で三味線をかかえて座敷に出続けていた姿が印象的です。
『いつでも今がいちばん。いきいきと、90歳の浅草芸者』という本を出したあたりからは、すっかり有名人の感がありました。
このところ、出ておられないなあと思っていたら、最後の座敷は2017年12月だったそうです。
その後浅草花柳界では、たまたまですが、料亭さんの廃業や会社整理など、寂しい話題が続いてしまっています。
平成は、未だ終わっていないのに、遠くなりにけりの感がありますね。

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制度10周年

平成20年にスタートした「台東区芸術文化支援制度」の10周年を記念して、これまでの活動を振り返るアーカイブ展が開催されています。
私は区の「アートアドバイザー」として制度発足の前からお手伝いさせていただいておりますので、10周年ということで感慨深いものがあります。
この芸術文化支援制度は、区の新たな文化創造のため、新しい表現の創造や発展につながるような魅力あふれる企画など、区内でおこなわれる芸術文化活動を支援することを目的として創設されました。
自治体の補助金制度というと、在住者の地縁で助成先が選ばれてしまいがちですが、この制度では、むしろ、台東区に新鮮な企画を持ち込んで欲しい!という発想で、他の「アートアドバイザー」の皆さんと共に、斬新な企画を選んできたつもりす。
それが10年。制度の立ち上げから現在に至るまで、どんな企画を助成してきたか、一覧できる冊子も出来て、また、このような展示会も開催できて、この上ない喜びです。
会期中には、関係者によるトークイベントも行う予定で、3月1日(金曜日)午後6時30分からの部には、私も出ますので、ご興味がおありの方は、是非お出かけ下さい。
会場は谷中の「HAGISO」ですが、古民家を再生した、この会場自体もアートスペースとして魅力的です。
詳細は、こちらです。

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鮟鱇鍋

過日「料飲三田会」新春例会を、神田の「いせ源」さんにて、盛況のうちに開催させていただきました。
「いせ源」さんは都内唯一の鮟鱇専門店。
東京都歴史的建造物に指定された店内は、古風で大変趣きがありました。平成最後の新年会で、旧き江戸・東京を堪能させていただきました。
店主の立川さん、誠にありがとうございました。
懇親会に先立っては、
「マルホン油」が有名な竹本油脂㈱専務執行役・竹本信二郎さま(塾員、1988年卒)の講演を聞き、大変勉強になりました。
関東大震災で、油の値段が10倍に高騰したおり、通常値段で納品した竹本油脂さんが市場の信頼を勝ち得たという話しには学ぶところが大きいと思います。
ご参加・お手伝い下さった皆様、在り難うございました。
<ご尽力いただいた皆様に、心より御礼申し上げます。>
司会を務めて下さった本多さん、在り難うございました。
講演についてのコメンテイターをしてしていただいた、井上さん・鬼沢さん、在り難うございました。
鮟鱇鍋にあわせて「加藤嘉八郎酒造」さんの酒をご紹介下さった星野進哉さん、在り難うございました。
急遽抽選により乾杯の音頭をお引き受けいただいた、松隈さん、在り難うございました。
急遽抽選により、〆の言葉をお引き受けいただいた松島さん、在り難うございました。
お酒をご提供下さった皆様、在り難うございました。
いつもながら繁多な連絡事務を担当して下さった、佐藤さん・佐藤事務所の西山さん、在り難うございました。
いつもながら繁多な会計事務を担当して下さった、石原さん、在り難うございました。
その他もろもろのお手伝いをいただいた幹事の皆さん、在り難うございました。
ご参加下さった皆さん、在り難うございました。
今回ご都合のつかなかった皆様、次回(31年4月23日)よろしくお願い申し上げます。

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浅草の談慶vol2

<おしらせです>
大学同期の落語家・立川談慶君の浅草での独演会
「浅草の談慶」vol2
にゲスト出演させていただきます。
私の出し物は「皿まわし」では勿論なく(笑)、トークショーです。
「浅草演芸ホール」のドン松倉会長も参戦。どうなることやら。
3月23日(土曜)18時開場。「東洋館」にて。

<チケットの購入・お問い合わせは>
浅草で談慶を聴く会事務局へ
bokutoukinema@gmail.com
090-8566-6855

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