出遅れ予約

やっとしましたワクチン予約。

国民の約4割は接種済みだそうですから、出遅れ感を感じますが、ようやく予約しました。

台東区の、60歳以下の接種券配布は6月末だったのですが、ちょうどその時期から最近まで「ちんや」の閉店問題で、私はまったく時間が取れなくなりました。

今月15日まで激繁忙期。16日に棚卸などをした後、なんとか予約しました。

その頃世間は感染急拡大で、東京は医療崩壊だとか。いやはや。

接種完了まで気をつけるのみです。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.190本目の投稿でした。

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転禍為福

まずもって昨日までに「ちんや」にお越しいただいた皆様、関わって下さった皆様に心より御礼申し上げます。

で、今日は今後のことでございますが、在り難いことに、実は最短時間(目標「来春」)で「ちんや」再開が叶いそうです。

「ちんや」再開は、「株式会社WDI」さんと御縁が出来たことにより、WDIさんが主体となって実行されます。

その中で、現スタッフにも雇用の道があるので、今の味やノウハウも継承して行けると思います。

私自身も勿論全面的に関わります。オーナーの立場ではなくなりますが、元々身内に後継者がいないことから、いずれ「ちんや」は事業継承が必要と考えておりました。それが少し前倒しになった形です。新店舗が安定軌道に乗るのは見届けたいものだと思っております。

今の店舗は、財政的事情や設備の老朽化、耐震強度不足により閉めました。しかし「ちんや」のノウハウや信用=所謂「暖簾」は今後も活かす道があると信じて、私はスポンサーになって下さる方を探してきました。

今の「ちんや」の残党だけで事業を再開できぬこともないが、小さくショボく再建しても展望は明るくない、できれば、資本力があって組織体制が整っていて、未来を見通している会社さんと御縁が結べないものか・・・そう模索してきました。

その中でWDIさんは、これまで海外ブランドを日本に導入することに実績のあった会社さんで、清水社長とも面識もあったことから、最初から候補と考えておりましたが、外食中心の業態であることから、コロナでやはり大変なのではないか・・・と思い、連絡を差し上げたのは、少し時間が経ってからでした。

ところが連絡を致しますと、WDIさんはコロナ禍に上手に対応できて状態は悪くなく、むしろ反転攻勢に出たい、それも従来の海外ブランドに加えて、日本の良いブランドを手がけたいと考えておいでとのことでした。

「日本のブランドを手がけたい」だって!

その後の話し合いは予想外の速さで進展し、「ちんや」営業休止の8月15日とほぼ同時に、両者の合意がまとまりました。在り難いことでした。

お話しをさせていただく中で、WDIさんの、これまでのブランド導入事例は、息長く成功した例も多く、その裏には徹底した「ブランド理解」、それから高いオペレーション力があることを私は知りました。打ち合わせで何回か幹部さん達とも会合しましたが、社内の雰囲気も大変結構と感じました。

私が「ちんや」の未来をWDIさんに託そうと決断するまで、そう時間はかかりませんでした。このタイミングで御縁をいただけたことは、「ちんや」にとって幸運と申すほかありません。

「事業継承」「ブランド承継」と聞くと、単に法律的、経済的に移転しただけで実質は伴わないと思う人が多かろうと思いますが、今回は「暖簾の継承」と申しても良いカタチがとれ、これまで「ちんや」を愛して下さった、全ての皆様に喜んでいただけるようになると確信しております。

そしてさらに、これまでの会社の体制では、私自身の力不足や資本不足で実現できなかったことが今後実現して行くかもしれません。

その意味で、私としては、今回のことは「転禍為福」だと思っています。

引き続きご声援下さいませ。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.188本目の投稿でした。

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千秋楽

さて現店舗での営業は、本日が千秋楽です。

この機会に、「ちんや」に関わって下さった、全ての皆様に心より御礼申し上げたいと思います。

永年に渡ってご愛顧いただいたお客様、

働いてくれたスタッフ、

良い商材や備品を納めてくれた取引先の皆さん、

料理業界、肉業界の皆さん、

地域社会の皆さん、

そして観音様、三社様、

本当にありがとうございました。

休業を公表してからの、この二か月は、色々な方から御言葉を賜り、生涯忘れられない日々になりました。

しっかりと心に留めて、次の段階に進もうと思います。

ありがとうございました。

今後のこと(=再開へ向けて)につきましては、勿論鋭意進めておりまして、明日のこのブログに書かせていただこうと存じます。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.187本目の投稿でした。

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お盆

13日の浅草の街には人出が戻ったように見えました。

これだけ感染拡大が報道されているのに何故?

と思いましたが、逆に、

東京で感染拡大している

→東京の人が、お盆なのに地方に行けない

→東京のどこかで気晴らしができないか?

→浅草へ行こう!

となっているようです。

「ちんや」のお座敷は予約で満席になってしまっているので、地下の「ちんや亭」(ちょい食べレストラン)へ大勢の方が見えたようです。

長時間お待たせした場合もあったようで、申し訳なく存じます。

今日・明日も同じような状態になるかと思います。どうぞ、ご容赦下さいませ。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.186本目の投稿でした。

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オススメ

残りの営業日は、今日を入れて4日間ですが、

このタイミングで、初めて見えたと仰るお客様もおいでです。

最近そういう方からご質問をいただきました。

この店のオススメのメニューは何ですか💛

す、すき焼き屋なので、すき焼きでございます。

追伸、

「ちんや」のご予約の方は、おかげ様にて殆どの時間帯がうまり、ただ今は当方の空いている時間に合わせていただいております。誠に恐縮ですが、よろしくお願いいたします。

追伸②

酷暑のシーズンとなり、食中毒が心配なので、「うし重」テイクアウトは終了いたしました。ご容赦下さいませ。(店内イートインは、地下一階「ちんや亭」でご用意できます)

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.184本目の投稿でした。

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近江牛の歴史

近江八幡のすき焼き店「毛利志満」(もりしま)の若旦那・森嶋利成さんが「ネノネ」というユニークな広報誌を作っておられて、毎号送って下さいます。

「文化広報誌」と銘打っていて、「ルーツ=根」から辿られる歴史の歩みを縦糸に、いま現在の「つながり=根」を横糸にして糸を紡ぐようにして編む、という大変結構なものです。

今回が3号目なのですが、ようやく「毛利志満ができるまで」という、店とご先祖の歴史を回顧する一文が載せられていて、それがそのまま近江牛の歴史になっているので、ご紹介してみようと思います。

さて、現代人は和牛肉というものは「近江」「松阪」「米沢」といった産地で、交配され生まれて育てられ、解体され肉になって、消費地へ冷蔵で送られてくるものと思っていると思います。

が、それは昭和30年代以降の話しなのです。

明治初期、森嶋さんのご先祖が肉を扱い始めた時、食べるために飼われている牛はいませんでした。そして森嶋さん自身は牛を飼ってはいませんでした。

牛を飼っていたのは稲作農家さんでした。牛は田圃で使役するために飼われていましたので、森嶋さんはその牛を買い取って、東京や横浜へ連れて行って売却したのです。

つまり最初の仕事は、近江から東京へ牛を連れて行く、ということだったのです。しかも鉄道も自動車もないので、陸路「歩き」で連れて行きました。現代の流通と全然違うことが分かりますね。

この流れがなくなったのは昭和30年代のことでした。トラクターが開発されて田圃で使われるようになったので、役牛は要らなくなりました。

この変化は、森嶋さんにとっては、上手く回っていた従来のやり方が出来なくなったわけで、大変な困った変化でした。

「毛利志満ができるまで」の中では、この転換期の様子は「艱難辛苦」と書かれています。「艱難辛苦」と言うくらい牛の流通の仕方が劇的に変わったということなのです。

この時森嶋さんは、自社牧場を建設します。そしてさらに、そこで育てた肉を消費する店としてすき焼き店「毛利志満」を、地元に開業したのでした。それが「毛利志満ができるまで」です。

近江牛は、明治時代から現代まで一貫して有名ですが、流通形態が大きく変わったこと、それに連動して事業者の形態も大きく変わったことは、ご存じの方が少ないので、ここでご紹介してみました。

面白いのは、そんな歴史を通じて、好まれる牛の血統が変わっていないことです。

明治初期に東京で好まれたのは、但馬から近江に導入されていた血統で、それは田圃で使役するのに向いていた血統だったのですが、それが食べても旨いということで、現代まで好まれ続けています。

ここが和牛の歴史の面白い点です。

追伸、

「ちんや」のご予約の方は、おかげ様にて殆どの時間帯がうまり、ただ今は当方の空いている時間に合わせていただいております。誠に恐縮ですが、よろしくお願いいたします。

追伸②

酷暑のシーズンとなり、食中毒が心配なので、「うし重」テイクアウトは終了いたしました。ご容赦下さいませ。(店内イートインは、地下一階「ちんや亭」でご用意できます)

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.183本目の投稿でした。

イラスト

2017年のイラストにサインが欲しいと言われ、いささか驚きましたが、お客様の御所望なので、サイン致しました。

そのイラストはBSフジのテレビ番組「極皿~食の因数分解」のプレゼント企画で、漫画家の魚乃目三太さんがすき焼きの場面を描いたイラストでした。

「食の因数分解」は、

「毎回一つの食をテーマに科学、歴史、実験、作法など様々な側面から分析、解剖する」という番組で、2016年10月にスタート、現在まで続いています。すき焼きの回は、2017年12月9日でした。

その回の撮影場所が弊店。

出演者は魚乃目三太さんの他は、「かっこいいスキヤキ」の原作者・久住昌之さんでした。その二人と「ちんや」の仲居の三人が、鍋を囲んで描かれています。

そのイラストをお客様が持参されて、サインを、ということでした。

拝見したところ、原画そのものでしたので、サインを書き入れるのが怖く、端に小さく、「ちんや」の社印と自分の名前を書き入れました。

魚乃目三太さん・久住昌之さんの撮影は印象深かったので、在り難いことでした。

追伸、

「ちんや」のご予約の方は、おかげ様にて殆どの時間帯がうまり、ただ今は当方の空いている時間に合わせていただいております。誠に恐縮ですが、よろしくお願いいたします。

追伸②

酷暑のシーズンとなり、食中毒が心配なので、「うし重」テイクアウトは終了いたしました。ご容赦下さいませ。(店内イートインは、地下一階「ちんや亭」でご用意できます)

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.182本目の投稿でした。

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ヒロシマ

6日はヒロシマの日でした。

オリンピックとコロナで原爆のことは話題にならないだろうと思いきや、

我らが?スガ総理がやって下さいました~

平和記念式典の挨拶文の原稿を読み飛ばし、大きな話題を提供することに成功したのです。

しかも、意味が通じなくなってしまう位派手に読み飛ばしを実行しました。

私達も人前で原稿を読むことがありますが、アドリブ演説以上に気をつけたいと思います。

追伸、

「ちんや」のご予約の方は、おかげ様にて殆どの時間帯がうまり、ただ今は当方の空いている時間に合わせていただいております。誠に恐縮ですが、よろしくお願いいたします。

追伸②

酷暑のシーズンとなり、食中毒が心配なので、「うし重」テイクアウトは終了いたしました。ご容赦下さいませ。(店内イートインは、地下一階「ちんや亭」でご用意できます)

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.179本目の投稿でした。

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すき焼きもどき

弊店はカウントダウンに入りましたが、リアルタイム検索はまだ毎日実行しています。

「すき焼き」と検索するだけでなく、時事用語と合わせて検索しています。例えば、

「すき焼き」「オリンピック」で。

発見しましたのは、

「ごきげんよう🎉🎉🎉 すき焼きもどきを作りました!オリンピック見ながら堪能してますよ☺️ 味は美味しく出来ました☺️ 〆はうどんを入れて完食! 満足出来ました☺️ 御馳走様😄 まもた~ん!やるね~😆」

オリンピック見ながらすき焼きというのは、そこそこハードルの高いプレイかと思いますが、やる人はおいでのようでした。

残念ながら「すき焼きもどき」の内容はわかりませんでしたが。

オリンピックは今週末まで。

次回の観戦のおりには、しゃぶしゃぶにしては、いかがでしょうか。

追伸、

「ちんや」のご予約の方は、おかげ様にて殆どの時間帯がうまり、ただ今は当方の空いている時間に合わせていただいております。誠に恐縮ですが、よろしくお願いいたします。

追伸②

酷暑のシーズンとなり、食中毒が心配なので、「うし重」テイクアウトは終了いたしました。ご容赦下さいませ。(店内イートインは、地下一階「ちんや亭」でご用意できます)

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.178本目の投稿でした。

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アラート

39都府県に「アラート」が出たと聞いたので、

そんなに広く感染拡大しているのか!

と思ったら、熱中症のことでした。

そんな中でも「ちんや」には多くの方がお越しになり、誠に恐縮です。

そんな中でも換気をしないといけません。

暑くて人が参ってしまうか、エアコンが先に壊れるか笑

さあ、勝負!

追伸、

「ちんや」のご予約の方は、おかげ様にて殆どの時間帯がうまり、ただ今は当方の空いている時間に合わせていただいております。誠に恐縮ですが、よろしくお願いいたします。

追伸②

酷暑のシーズンとなり、食中毒が心配なので、「うし重」テイクアウトは終了いたしました。ご容赦下さいませ。(店内イートインは、地下一階「ちんや亭」でご用意できます)

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.177本目の投稿でした。

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