男の生き様

雑誌「MEN’S Precious」2021年春号

「悦楽の牛肉」のコーナーに載せていただきました。

紹介して下さった米澤文雄さん、ありがとうございました。

米澤さんは、台東区出身で在住。あの有名な「Jean-Georges」で、日本人初のスーシェフになった人です。今は青山でNY先端料理の「THE BURN」の料理長をしておられます。

「THE BURN」はステーキが有名ですから、そういう方に推していただくのは嬉しいことです。

それにしても「MEN’S Precious」という御本、

「男の生き様は、行動や持ち物に表れます」「時代や流行に左右されず、生き方に軸を持つ紳士の行動学や持つべき名品の数々をご紹介」ということで、これでもか!という位に名品=モノが載っています。車、時計、シャツ、靴、そして男のコスメも。

うーん、男もコスメする時代か。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.026本目の投稿でした。

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文春マルシェ

「文春マルシェ」さんのご厚意により「浅草ロースト」の通販を開始しました。どうぞ、ご利用下さいませ。

「文春マルシェ」は言うまでもなく、飛ぶ鳥を落とす勢いの「文春」さんの公式通販ですが、一味違う味と物語性のある商品ばかりを集めて、昨年秋にスタートしたばかりです。

「文春マルシェ」の責任者をしている柏原さんは、10年前の震災直後に、冷え込んだ飲食店を救済しよう!という運動を企画して下さり、その時以来の御縁です。

今回の通販サイトでも、コロナで困っている飲食店に通販商材を作らせて、採用している例がたくさんあって大変在り難いことだと思っています。

「文春」さんには「文春オンライン」というサイトもありますが、2017年に私が「適サシ肉宣言」した時は、当時立ち上がったばかりだった、その「文春オンライン」で紹介して下さいました。その後「文春オンライン」で極めつけ(?)の動画や音声が公開されていることは、皆さんご存じの通りです。

当然ながら「オンライン」には「マルシェ」へのバナーが張られていますので、今後は是非、女優さん、女子アナ、IT社長、アスリートなどにドシドシ不倫していただき→「文春オンライン」アクセス上昇→「文春マルシェ」に流入→「浅草ロースト」が売れると展開して行くことを祈念致します。

あ、肝心の「浅草ロースト」のことを書き忘れました。

「浅草ロースト」は、すき焼き風味のローストビーフです。弊社が昨年開発しました。

適度なサシの塊肉に割下風味の下味をつけ、低温調理で火入れしました。味付けは日本人の舌にぴったり。日本酒にもワインにも合うと思います。

部位はサーロインをモモの2種類。量はそれぞれ600gと300gがあります。

電話注文・浅草の店舗で引き渡しも可能です。通販の場合は冷凍でお届けしますが、店舗渡しの場合は冷蔵でお渡しします。

どうぞ、ふるってご注文下さいませ。

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火の用心

この時期は風が強い季節です。

最近、東急東横線が近隣建物の倒壊で不通になるという事故がありました。

先月の足利市の山火事も強風による飛び火が原因ですね。

強風と乾燥で火事の季節でもあります。気をつけないといけませんね。

江戸時代の江戸では、267年間で1798回と繰り返し火事が起きましたが、その中でも最大と言われる「明暦の大火」が起きたのも、この季節です。

この大火では江戸城も焼け、城下の半分以上が焼け、数万人の死者が出るという被害が出ました。

それほどの大火であったので、江戸の都市計画に大きな影響を与えました。

その一つが「広小路」です。道路を大幅に拡張して、火が道の反対側に飛び火しないようにしました。銀座線の「上野広小路」の駅名の由来は、これです。

その広い道路は普段は空き地ですから、屋台や見世物が出て賑わいました。

「ちんや」の前の、今は「雷門通り」と呼ばれている通りも、元は広小路で、「浅草広小路」と言われていました。「ちんや」が持っている、大正初期の「帝都名所浅草広小路雷門通」という写真には「浅草広小路」の文字が入っていて、この頃はまだそう呼んでいたようです。

「浅草広小路」には、昭和の戦前は屋台も出ていたと聞きます。

寿司も蕎麦も天麩羅も、元々は屋台の料理ですから、火事と「広小路」は、江戸の食にとっても重要な意味を持っていました。

その記憶を忘れないようにしたいものです。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.024本目の投稿でした。

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断らない女

「官僚接待」「接待をともなう飲食店」と

「接待」という言葉を聞くことが多い昨今ですが、この二つのケースで言葉の使い方が同じでないことに気づいておられましたか?

「官僚接待」の場合は

企業が契約を獲得するために相手先企業担当者や、許認可の権限を握る公務員に対し、飲食やゴルフなどのサービスなどを提供して相手側の歓心を買うことを言います。

料理屋での食事はこれです。

一方「接待をともなう飲食店」の場合は、

「歓楽的雰囲気を醸し出す方法により客をもてなすこと」でして、何がそれに該当するかは風俗営業法に定義されています。

・談笑・お酌等「特定少数の客の近くにはべり、継続して、談笑の相手となったり、酒等の飲食物を提供したりする行為」。

キャバクラやホストがこれですね。

・歌唱等「特定少数の客の近くにはべり、その客に対し歌うことを勧奨し、若しくはその客の歌に手拍子をとり、拍手をし、若しくはほめはやす行為又は客と一緒に歌う行為」

スナックがこれです。

・遊戯等「客とともに、遊戯、ゲーム、競技等を行う行為」

視聴者の皆様は、どちらのことを言っているか、吟味しつつご覧くださいませ。

それにしても「断らない女」「7万4千円の女」って昭和っぽくて、私なんかには懐かしいですが、そんなこと言ったら怒られてしまうんでしょうねえ。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.023本目の投稿でした。

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ドッグの日

毎年この時期人間ドックに行っています。

クリニックは日野原記念クリニック。

あの有名な日野原重明先生が設立したクリニックで、先生の生前は「ライフ・プランニング・ センター」と言っていましたが、先生の没後「日野原記念」になりました。たしかに、その方が分かり易いです。

去年のこの時期に既に受診者の「入り」は寂しかったですが、一年後の今回は感染対策もバッチリ、普通に受診者が来ていて、コロナが日常化したように感じました。

あ、肝心の結果ですが、お蔭様にて今年も全てクリアさせていただきました。感謝です。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.022本目の投稿でした。

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リモート参拝

今年のお参りは「リモート参拝」でした。

例年この時期に店のスタッフ全員と、浅草神社(「三社さま」)にお参りし、商売繁盛を祈願しますが、今年は私独り。

参拝者は一人ですが、祭典はいつも通り行っていただき、その様子をZOOMで店に中継しました。不思議の経験でした。

お肉の奉納はいつも通り。一部を下げ戻していただき、スタッフと分けて食べるのも例年通りです。

思えば、昨年のこの時期、既にコロナは始まっていて、皆全員マスク着用で参拝しました。

本殿に昇る時は、神前ですから、マスクは外した方が良いと思ったら、

着用のままでお願いします!!

玉串奉奠の時だけ外してお参りさせていただきました。

あれから、もう一年。

ワクチン接種が始まりましたから、最悪の所は抜けつつあるのでしょうか。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.021本目の投稿でした。

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11年

弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日で11年になります。

10年だった昨年の今ごろ既にコロナ感染拡大は始まっていて、目出たさも半端な感じで10年を迎えましたが、改善せずにそこから一年経ってしまい、本当に残念なことです。

もちろん、世界の中で比べれば、日本の被害は比較的軽い方です。

日本とほぼ同じ人口のメキシコで18万人以上の死者が出ているのに対して、日本は7千人台で、24分の1程度です。コロナ以外での超過死亡も認められないそうです。これは不幸中の幸いと言えましょう。

そうなった理由については

様々に研究されていて、私などに解説できるわけもないですが、確実に言えることは、日本人の規範意識の高さでしょう。

同調圧力」と言っても同じですが、街でノーマスクの人は、まず見かけません。

最近ではマスクの材質までも、やれウレタンはダメとかお叱りが入るので、マスクをつけないとか論外の状況です。

海外では人々の様子は違います。ロックダウン反対のデモが起きたりして、それに参加している人々はノーマスクが大勢います。

レストラン従事者のデモもあります。フライパンをガンガンたたいてアピールしたりするようです。

日本では料理屋のデモは起きていません。

日本の料理屋は自分の店が亡くなるかもしれないのに休業・時短要請に応じていて、デモはしません。自分の利益より全体の利益を重んじる行動ですね。

私は、日本人が徹底して感染対策をしている背景に、「自分の利益より全体の利益」という人が、社会の中に多くいることを挙げておきたいと思います。

そういう人さえいるのに、一般人が協力しないとか考えられないというのが日本人の心情で、単なる「同調圧力」とは少し違うのかなと思っています。

日本は古来災害の多い国です。この国は、地球のプレートがぶつかり合う所にあり、しかも台風の通過するルート上にありますので、毎年のように被害があり、日本人はそのたびに多くのことを学んできました。その中に、

「自分の利益より全体の利益」という教えがあったと思います。

今月は東北の震災から10年でもありますが、あの時も人々がそのように行動してことは記憶に新しいですね。

ブログ11年目、震災10年目の日に、そんなことを考えました。

コロナの早期収束を祈念します。

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のり越える

緊急事態で散々な状況ですが、良いこともあります。

お客様からチョコをいただきました。

そのお客様は医療従事者の方で、昨年春の最初の緊急事態中に「ちんや」の肉の売店で「医療関係者応援割引」をやった時に買って下さった方です。

「ごちそうさまでした。これからも日本国民のためにがんばります!」とのメッセージ・カードを下さり、とてもありがたいことだと思ったものです。

あれから長い時間が経過し、今は二回目の緊急事態中ですが、またお買い物に来て下さり、

「いつもおいしいお肉をありがとうございます。ちんやさんのお肉のおかげコロナをのり越えられそうです」とのこと。

料理屋の状況が良くなるのはまだ先と思いますが、医療機関は、今行われているワクチン接種が進めば、最悪の所からは抜けられるのだろうと思います。トンネルの先が見えた感じでしょうか。本当に何よりと思います。

これまでのご努力に心から感謝申し上げるとともに、もうしばらく、よろしくお願いいたします。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
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ゆるキャン△第2期

人気漫画『ゆるキャン△』の、テレビドラマ版2期が来月から放送開始になるとかで、その関連ニュースがチラホラ入るようになってきました。

この漫画は、女子高生がキャンプを楽しむ様をゆるく描くのが趣旨ですから、当然調理の場面があります。

第1期には「クリキャン!」すなわちクリスマスのキャンプの回があり、その時の料理はすき焼きでした。

ただし普通のすき焼きではなく、トマトすき焼き。クリスマスだからでしょうか。

この時は舞台設定地元の山梨県の酒蔵さんが、トマトすき焼きに合うとか言う日本酒を発売するというニュースがあり、私などは、そんなに人気あるのか!と驚いたものでした。

第2期には、すき焼きの場面はあるんでしょうか。1期でやったから、もうないかなあ。

飲食店での食事が引き続きしづらい中ですので、アウトドア飲食が盛んになって欲しいものだと思います。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.018本目の投稿でした。

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ノーパンしゃぶしゃぶ

総務省の接待問題で、久しぶりに「ノーパンしゃぶしゃぶ」という単語を聞きました。

「ノーパンしゃぶしゃぶ」の店が有名になったのは1998年のこと。大蔵省接待汚職事件の舞台になったのが、新宿歌舞伎町の、中国人女性が経営する、しゃぶしゃぶ店「楼蘭」でした。

この事件は、後に大蔵大臣、次官、日銀総裁が辞任し、自殺者も出るなど深刻な事件だったのですが、関連して出てきた「ノーパンしゃぶしゃぶ」のインパクトが強すぎて、当時から冗談のネタにされていました。

私も悪い友人から、

「ちんや」さんも「ノーパンしゃぶしゃぶ」を始めればもっと繁盛するのに!とからかわれたものでした。今は昔ですね。

この事件をキッカケに公務員倫理法が出来て、官僚の接待倫理は急に厳しくなり、役所の皆さんはパーティーで乾杯のビールも飲めないほどでした。倫理は守られているのかなと私は思っていたのですが、違ったのですね。

東北新社さんが浅草の店を使って下さっていなかったので、気づかなかっただけのようです。

会食について、さらに世間の目が厳しくなりそうでトホホなことです。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.017本目の投稿でした。

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